辞書式に並べた順列の問題|260番目の文字列と順位の求め方を解説

2026.05.28

辞書式に並べた順列の問題|260番目の文字列と順位の求め方
A, B, C, D, E, F の6文字をすべて使った順列を、ABCDEFを1番目として辞書式に並べる問題です。 「260番目の文字列」と「DECBFAが何番目か」を、階乗を使って整理します。
問題
A, B, C, D, E, F の 6 文字をすべて使ってできる順列を、ABCDEF を 1 番目として、辞書式に並べる。

(1) 260 番目の文字列を求めよ。
(2) DECBFA は何番目の文字列か。

答え
(1) CAFBED
(2) 448番目
辞書式とは

辞書式とは、アルファベット順に文字列を並べる方法です。

A → B → C → D → E → F

つまり、まず A で始まるものがすべて並び、次に B で始まるもの、次に C で始まるもの……という順番になります。

(1) 260番目の文字列

6文字の順列では、先頭の1文字を固定すると、残り5文字の並べ方は次の通りです。

5! = 120通り
Aで始まるもの:1〜120番
Bで始まるもの:121〜240番
Cで始まるもの:241〜360番

260番目は 241〜360番の中にあるので、先頭は C です。

260 – 240 = 20

つまり、Cで始まるものの中の20番目を考えます。

残りは A, B, D, E, F。
2文字目を A に固定すると、残り4文字なので 4! = 24通り。
20番目はこの中に入るため、2文字目は A

ここまでで CA です。

次に、残り B, D, E, F の中で3文字目を考えます。 3文字目を1つ固定すると、残り3文字なので 3! = 6通りです。

CAB:1〜6番
CAD:7〜12番
CAE:13〜18番
CAF:19〜24番

20番目は CAF で始まる範囲にあります。

20 – 18 = 2

CAFで始まるものの中で、残り B, D, E の2番目を考えます。

1番目:BDE
2番目:BED
よって、260番目の文字列は CAFBED です。
(2) DECBFA は何番目か

DECBFAが何番目かを求めるときは、DECBFAより前にある文字列の数を数えます。 最後に自分自身の1通りを足せば順位になります。

1文字目を見る

DECBFA の1文字目は D。
Dより前の A, B, C で始まるものはすべて前にあります。

3 × 5! = 3 × 120 = 360通り
2文字目を見る

Dで始まるものの中で考えます。
DECBFA の2文字目は E。
残り A, B, C, E, F のうち、Eより前にあるのは A, B, C の3つです。

3 × 4! = 3 × 24 = 72通り
ここまでで、360 + 72 = 432通り。
3文字目を見る

DEで始まるものの中で考えます。
DECBFA の3文字目は C。
残り A, B, C, F のうち、Cより前にあるのは A, B の2つです。

2 × 3! = 2 × 6 = 12通り
ここまでで、432 + 12 = 444通り。
4文字目を見る

DECで始まるものの中で考えます。
DECBFA の4文字目は B。
残り A, B, F のうち、Bより前にあるのは A の1つです。

1 × 2! = 2通り
ここまでで、444 + 2 = 446通り。
5文字目を見る

DECBで始まるものの中で考えます。
DECBFA の5文字目は F。
残り A, F のうち、Fより前にあるのは A の1つです。

1 × 1! = 1通り
ここまでで、446 + 1 = 447通り。

DECBFAより前にある文字列は447通りです。 したがって、DECBFA自身を加えます。

447 + 1 = 448
(1) 260番目の文字列:CAFBED
(2) DECBFA:448番目
解き方のポイント
辞書式の順列では、「何番目か」を一つずつ書き出すのではなく、 先頭から順に文字を固定して、何通りずつまとまっているかを数えるのが基本です。

順位を求めるときは、その文字列より前にあるものを数え、最後に1を足します。

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