連立方程式は、二つの未知数を二つの条件から決める方法です。手順を暗記する前に、二つの式を同時に満たすx、yの組が解だと押さえます。
先に結論
目的は文字を一つ消し、一次方程式へ戻すことです。係数がそろいやすければ加減法、すでにx=…やy=…の形なら代入法を使います。
連立方程式の解とは
x+y=7とx-y=1を同時に満たす組はx=4、y=3です。一方の式だけに合う組では解になりません。求めた後に両方の式へ代入して確認できます。
加減法
文字の係数をそろえ、二式を足すか引いて一方の文字を消します。
2x+y=7、x-y=2なら、二式を足して3x=9、x=3。これをどちらかの式へ戻してy=1です。
係数がそろっていなければ、式全体へ同じ数を掛けます。一項だけを掛けてはいけません。
代入法
y=2x+1と3x+y=11なら、二式目のyを2x+1へ置き換えます。3x+(2x+1)=11からx=2、y=5です。
代入するときは式全体を括弧で囲むと符号ミスを防げます。
小数・分数を含む場合
0.2x+0.3y=1.3なら式全体を10倍し、2x+3y=13にします。分数なら分母の最小公倍数を式全体に掛けます。消したいのは文字ですが、先に係数を整数へ直すと見通しが良くなります。
文章題の立式
- 何をx、yとするか単位付きで書く
- 数量を表や短い式で整理する
- 異なる二つの条件から二式を作る
- 連立して解く
- 問題の条件に合うか確認し、単位を付ける
120円の品と80円の品を合わせて10個、代金が960円なら、個数をx個、y個としてx+y=10、120x+80y=960です。
よくある間違い
- 係数をそろえる際に式の一部だけを掛ける
- 引き算で下の式の符号を一部しか変えない
- xを求めて終わり、yを求めない
- 代入時に括弧を付けず符号を誤る
- 文章題で単位の違う量を足す
どこまで戻ればよいか
- 正負の数
- 分配法則と同類項
- 一次方程式
- 係数をそろえる
- 二つの条件を式にする
一文字になった後で止まるなら、中1「一次方程式」へ戻ります。
確認問題
- x+y=9、x-y=3を解く。
- 2x+y=8、y=x-1を解く。
- x=2、y=1が2x+3y=7を満たすか。
- 100円の商品x個と150円の商品y個を合計8個買うと900円。二式を作る。
答えを確認する
- x=6、y=3
- x=3、y=2
- 満たす
- x+y=8、100x+150y=900
次につながる単元
連立方程式は一次関数の二直線の交点、速さ・割合・個数の文章題へつながります。二式を同時に満たす組という意味が重要です。
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とだ塾では、問題数を増やす前に、どの操作で止まったかを確認します。できるところまで課題を下げ、見る場所を絞って練習します。