二次方程式は、最高次数が2の方程式です。解き方は一つではありません。式の形を見て、最も短く安全な方法を選ぶことが重要です。
先に結論
まず右辺を0に整理します。積の形なら因数分解、x²=aなら平方根、どちらも使いにくければ解の公式を使います。
解とは
x²-5x+6=0にx=2を代入すると0、x=3を代入しても0になります。したがって解は2、3です。二次方程式には解が二つある場合、一つの場合、実数の範囲ではない場合があります。
因数分解で解く
x²-5x+6=(x-2)(x-3)です。積が0なら少なくとも一方が0なので、x-2=0またはx-3=0。よってx=2、3です。
平方根で解く
x²=7ならx=±√7です。(x-2)²=9ならx-2=±3なので、x=5、-1です。±を書き忘れると解を一つ落とします。
解の公式
ax²+bx+c=0の解は、x=(-b±√(b²-4ac))/(2a)です。代入前にa、b、cを符号付きで特定します。2x²-3x-1=0ならa=2、b=-3、c=-1です。
公式を使った後も、根号と分数を簡単にします。因数分解できる式に毎回公式を使うと計算量が増え、ミスも増えます。
文章題
縦がx cm、横がx+3 cm、面積が40cm²ならx(x+3)=40です。x²+3x-40=0を解くとx=5、-8ですが、長さは正なので-8は問題に合わず除きます。
よくある間違い
- 右辺を0にせず因数分解する
- x²=aで±を付け忘れる
- 解の公式の-bで符号を誤る
- 分母2aを一部にしか付けない
- 文章題で負の解を条件確認せず採用する
どこまで戻ればよいか
- 一次方程式
- 展開
- 因数分解
- 平方根
- 式の形による解法選択
積の形を作れない場合は、中3「展開と因数分解」へ戻ります。
確認問題
- x²-7x+12=0を解く。
- x²=11を解く。
- (x+1)²=16を解く。
- 2x²+x-3=0を解く。
答えを確認する
- x=3、4
- x=±√11
- x=3、-5
- x=1、-3/2
次につながる単元
二次方程式は二次関数の交点、図形の辺の長さ、面積や動点の問題に使います。解いた後の条件確認までが一つの手順です。
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とだ塾では、問題数を増やす前に、どの操作で止まったかを確認します。できるところまで課題を下げ、見る場所を絞って練習します。
二次方程式は、解き方を選ぶ前に形を見る
二次方程式では、全部を解の公式で処理しようとすると計算が重くなります。まず式の形を見て、因数分解・平方根・解の公式のどれが安全かを選びます。
見る場所
- 共通因数でくくれるか。
- x² = 数 の形にできるか。
- 因数分解できる形か。
- 無理なら解の公式を使うか。
家庭では「なぜその解き方を選んだの?」と聞くと、手順暗記か判断できているかが見えます。