TODAJUKU BLOG

中3数学「展開と因数分解」を基礎から解説|公式の使い分け・計算ミス対策

展開と因数分解は逆向きの操作です。展開は括弧を外して和の形にし、因数分解は和の式を積の形へ戻します。公式の丸暗記より、分配法則を往復する関係を押さえます。

先に結論
展開ではすべての項を掛け、因数分解では最初に共通因数を探します。その後、x²+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)など、形に合う公式を選びます。

展開の基本

(x+2)(x+3)では、xと2を後ろのxと3へそれぞれ掛けます。x²+3x+2x+6=x²+5x+6です。四回の掛け算を一つも落とさないことが先です。

乗法公式

  • (x+a)(x+b)=x²+(a+b)x+ab
  • (x+a)²=x²+2ax+a²
  • (x-a)²=x²-2ax+a²
  • (x+a)(x-a)=x²-a²

公式は答えを覚えるだけでなく、どの項どうしの積が中央の項になるか確認します。(x-4)²の中央は-8xであり、-4xではありません。

因数分解の順番

  1. 全項に共通因数がないか見る
  2. x²の係数が1なら、和と積から二数を探す
  3. 平方の形か、平方差の形かを見る
  4. 展開して元に戻るか確かめる

x²+7x+12なら、和が7、積が12となる3と4を使い、(x+3)(x+4)です。3x²-12なら、先に3をくくって3(x²-4)=3(x+2)(x-2)です。

式の値を工夫する

99²は(100-1)²=10000-200+1=9801と計算できます。公式は文字式だけでなく、暗算しやすい数へ置き換える道具でもあります。

よくある間違い

  • 展開で掛ける組を一つ落とす
  • (x-a)²の中央項の符号を間違える
  • 共通因数をくくらず終える
  • 和と積を逆に探す
  • 因数分解後に展開確認をしない

どこまで戻ればよいか

  1. 正負の数の乗法
  2. 同類項
  3. 分配法則
  4. 中2式の計算
  5. 乗法公式

符号や同類項で止まる場合は、中2「式の計算」へ戻ります。

確認問題

  1. (x+3)(x-5)を展開する。
  2. (2x-1)²を展開する。
  3. x²+9x+20を因数分解する。
  4. 4x²-36を因数分解する。
答えを確認する
  1. x²-2x-15
  2. 4x²-4x+1
  3. (x+4)(x+5)
  4. 4(x+3)(x-3)

次につながる単元

因数分解は二次方程式を解く中心手段です。平方根、二次関数、高校数学の式変形にもつながります。

板宿・須磨区で中学数学の勉強を相談したい方へ

とだ塾では、問題数を増やす前に、どの操作で止まったかを確認します。できるところまで課題を下げ、見る場所を絞って練習します。

公式LINEから学習相談・無料体験について問い合わせる

展開と因数分解は、公式を使う前に形を見分ける

展開と因数分解で点が落ちる子は、公式を知らないのではなく、どの公式の形なのかを見分ける段階で止まることが多いです。

見る場所

  • 共通因数があるか。
  • a²-b² の形か。
  • x²+□x+□ の形か。
  • 符号がプラスかマイナスか。

いきなり計算を始めるより、まず「これは何の形か」を言わせます。言えない場合は、公式暗記ではなく形の分類へ戻します。

次につながる単元は二次方程式です。因数分解は、解くための道具として使えるところまで確認します。

STUDY DESIGN

今やることを、一緒に整理します。

とだ塾では、学校ワーク・テスト範囲・成績表を見ながら、 今やる問題まで一緒に整理します。

学習相談をする 料金・よくある質問を見る