NEW HORIZON 3 Unit 4 “How can we help each other in a disaster?” は、災害時の支援や情報伝達を扱います。文法項目は多いですが、本文全体では「必要な情報が分からない→たずねる→共有する」という一本の流れがあります。
教科書本文は全文掲載していません。教科書を手元に、各場面で「誰が・何を知らない/必要としている?」を書き出してください。
本文は「情報不足→質問→共有」で読む
災害時には、避難場所、交通、食料、安全、支援方法などの情報が足りなくなります。特に言語の違いがあると、「何をすればよいか分からない」という状況が生まれます。Unit 4の文法は、その不足情報を扱うために使われています。
災害情報は「正しい」だけでは足りない
緊急時の情報は、内容が正確でも、届くのが遅い・言葉が難しい・読める言語ではない、というだけで役に立たなくなることがあります。災害時の情報発信では、早く、分かりやすく、受け手が理解できる言葉で伝えることが重要です。
そのため、やさしい表現、多言語、図やピクトグラム、短い行動指示などが使われます。Unit 4で「どこにあるか」「何をすればよいか」「誰に伝えるか」という表現が多いのは、災害時の情報が行動につながる必要があるから、と考えると本文の題材と文法がつながります。
間接疑問文は「質問を文の中に入れる」
直接質問なら Where is the shelter?。これを「避難所がどこにあるか知っていますか」のように文の部品にすると、Do you know where the shelter is? になります。
× where is the shelter
○ where the shelter is
文の中に入ると、疑問文語順ではなく通常の語順へ戻る。
tell 人 what … は「人+伝える内容」
tell + 人 + what / where / how … では、最初に情報を受け取る人、その後ろに伝える中身が来ます。長い文でも、誰に / 何をの2箱に分ければ処理しやすくなります。
現在分詞・過去分詞は「名詞の後ろから説明」
Unit 4では、名詞のあとに -ing や過去分詞を置いて、その名詞を詳しく説明する形が出ます。
- people waiting outside → 外で待っている人々
- information written in English → 英語で書かれた情報
ざっくり言えば、-ing は「〜している側」、過去分詞は「〜された側」を表すことが多いです。
名詞を先に見つけてから後ろを見る
分詞修飾で読めなくなるときは、英語を左から全部訳そうとしています。まず中心の名詞を丸で囲み、その後ろを「どんな〜?」という説明として足します。
「訪問者を助けている人々」
ドキュメンタリーは「誰の視点か」を切り替える
災害に遭った人、外国人、支援する側など、立場が変わると必要な情報も変わります。本文を読むときは、段落ごとに今は誰の困りごとを見ているかを確認すると内容を取り違えにくくなります。
3分診断|知りたい情報と、名詞の説明を見分ける
教科書を閉じ、自作4問で「質問の語順」「伝える相手」「している側/された側」を分けます。最初に間違えた種類だけ上の解説へ戻ってください。
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I don’t know where the shelter ( is / is it ). はどちら?
答えと理由
is。where the shelter is は間接疑問文の一部で、疑問詞の後ろは通常の語順です。Where is the shelter? という直接疑問文とは区別します。
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She told me where to wait. で、「情報を受け取る人」と「伝えられた内容」は?
答えと理由
人はme、内容はwhere to wait(どこで待つか)。told の後ろを2つのかたまりにします。
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people helping visitors で、助けているのはpeopleとvisitorsのどちら?
答えと理由
people。helping visitors は人々を後ろから説明する現在分詞のかたまりです。
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information written in English で「書く側」なのはinformation?
答えと理由
いいえ。informationは書かれた情報。written in English は情報を後ろから説明する過去分詞のかたまりです。
教科書に戻る:問1は間接疑問文の語順、問2は受け取る人と内容、問3・4は説明される名詞と動作の関係を確認。本文から根拠の語句を一つ探し、該当形がなければ学校ワークで試してください。
必要な情報を英語でつなぐ
- Where is the station? を I don’t know … に続けて間接疑問文にする。
- 「私は彼に何をすべきか伝えた」を tell + 人 + what を使って作る。
- the girl / standing by the door を自然な日本語にする。
- the food / made in Kobe を自然な日本語にする。
解答例
- I don’t know where the station is.
- I told him what to do.
- ドアのそばに立っている少女
- 神戸で作られた食べ物
テスト前は語順と「される/している」を分ける
間接疑問文では語順、分詞では能動か受動かが主な分岐です。二つを同時に練習して混乱する場合は、別々に正答率を上げてから本文へ戻します。
長文では「今必要な情報」を一つ取る
長文で止まる子には「全文を訳して」ではなく、「この人が今必要な情報は何?」だけ答えてもらいます。意味の中心を一つ取れてから、間接疑問や分詞の細部へ戻す方が読みやすくなります。
Unit 4の問題で確認
参考:東京書籍「令和7年度版 NEW HORIZON English Course 3」年間指導計画。教科書本文は掲載せず、学習上の要点をとだ塾で再構成しています。