NEW HORIZON 3 Unit 3 “How can we save animals?” は、絶滅のおそれのある動物を題材に、「誰に、何をしてほしいか」「誰にとって何をすることが大切か」を表す単元です。
教科書本文は全文掲載していません。教科書を手元に、提案や主張が出たら「問題→人→行動」の3点に分けてメモしてください。
本文は「問題→人→行動」で読む
絶滅危惧種の文章は、動物名や数値だけ追うと情報が散らばります。まず、何が問題なのか、その問題に対して誰が、どんな行動を取るべきなのかを一本につなげます。
It is … for 人 to は「評価+動作主+行動」
It is important for us to protect nature. なら、important が評価、us が行動する人、to protect nature が行動です。
It is important / for us / to protect nature.
大切だ / 私たちにとって / 自然を守ることが
want 人 to は「動作主を一人追加」する
I want to help. なら行動するのは I。I want you to help. なら、help するのは you です。want と to の間に人を置くと、実際にその行動をする人が変わります。
let+人+原形と help+人+原形を区別する
let+人+動詞の原形では通常toを置きません。一方、help+人+動詞の原形は、help+人+to+動詞の原形も使えます。両者を「必ずtoなし」と一括りにせず、使える形を区別しましょう。
- Let them live safely.
- We can help animals survive.
want 人 to do と並べて比較すると、語順の違いが見えやすくなります。
絶滅危惧種の記事は因果関係をつなぐ
「数が減っている」だけではなく、原因→影響→対策をセットで読みます。本文中の情報を次のような表にすると、内容一致問題にも強くなります。
| 動物 | 問題・原因 | 必要な行動 |
|---|---|---|
| 本文で確認 | なぜ減る? | 誰が何をする? |
「絶滅危惧種」は全部同じ危険度ではない
生き物の絶滅リスクを整理する代表的な仕組みに IUCN Red List があります。評価では、Vulnerable(危急)・Endangered(危機)・Critically Endangered(深刻な危機)など、危険度を段階に分けます。単に「珍しい動物」という意味ではありません。
減少の理由も一つではなく、生息地の減少・乱獲や過剰利用・汚染・外来種・気候変動などが重なることがあります。本文で動物名を見つけたら、名前だけ覚えるのではなく、何が原因で、どんな保護が必要なのかまでセットにすると内容一致問題にも強くなります。
3分診断|動作する人を取り違えていない?
自作例文4問で、頼む人・行動する人・評価する内容を別々に確かめます。間違えた種類だけ上の解説へ戻りましょう。
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I want you to help me. で、実際に手伝うのはIとyouのどちら?
答えと理由
you。want+人+to+動詞の「人」が手伝う人です。Iはそれを望む人。I want to help you. と比較しましょう。
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It is important for children to play outside. で「遊ぶ人」と「大切だと評価されること」は?
答えと理由
遊ぶ人はchildren、評価されるのはto play outside(外で遊ぶこと)。It は特定の物を指す「それ」ではありません。
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Let her ( go / to go ) home. はどちら?
答えと理由
go。通常、letの後ろは人+動詞の原形。Let her go home. です。
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We helped him ( carry / carries ) the box. はどちら?
答えと理由
carry。help+人+動詞の原形 の形です。helped him to carry も可能なので、「helpでは必ずtoを省く」とは覚えません。
教科書へ戻る一問:提案や説明の一文を選び、「誰が望む・評価するか」と「誰が実際に行動するか」を別々に指せますか。本文に明記されていない情報は補わず、同じ形がなければ学校ワークで試します。
「誰が何をする」を英文にする
- 「私たちが水を守ることは大切です」を It is … for … to で作る。
- 「私はあなたにこの問題を知ってほしい」を want 人 to で作る。
- 「動物が安全に暮らせるようにしよう」を let を使って作る。
- We can help birds ( fly / flies ) safely. この文で自然な形を選ぶ。※help birds to fly も正しい表現。
解答例
- It is important for us to protect water.
- I want you to know about this problem.
- Let animals live safely.
- fly
テスト前は「toの前にいる人」を丸で囲む
want 人 to と It is … for 人 to は、どちらも途中に人が入ります。並べ替えで混ざる場合、まず「実際に動作する人」を決めてから語順を作ると安定します。
構文名より先に動作主を決める
構文名を覚える前に、矢印で「誰→何をする」を書かせます。英語の語順が崩れている子は、文法知識より前に動作主を取り違えていることが多いからです。
Unit 3の問題で確認
参考:東京書籍「令和7年度版 NEW HORIZON English Course 3」年間指導計画。教科書本文は掲載せず、学習上の要点をとだ塾で再構成しています。