ニューホライズン2 Unit 1の本文の内容・和訳ポイントを、シンガポール旅行の流れに沿って整理したページです。予定・その場の判断・人に物を見せる文・AをBと呼ぶ文を読み解きます。教科書のあらすじや全文対訳を代わりに掲載するのではなく、Part別に本文から探す情報と自作例文で読み方を確認できます。
教科書を手元に置いて使ってください
このページは本文の代替ではありません。NEW HORIZONの教科書を開き、本文の英文を見ながら、旅行の流れ・和訳のポイント・文法を確認するための補助ページです。
Unit 1|Part別・教科書を開いて確認する読解ガイド
あらすじや逐語訳の代わりに、探す情報→短い自作例→本文へ戻る一問を用意しました。各Partに同じ文法が必ず現れるわけではありません。手元の掲載版や授業範囲に合わせ、該当表現がなければ別の箇所で試してください。
Part 1 / Part 2 / Read and Think 1 / Read and Think 2
Part 1|予定の「いつ・誰が・どこへ」を探す
本文で探す:出発・到着など時刻を示す語に印を付け、「いつ」「誰が」「何をする」を3つに分けます。未来の予定を表すまとまりを、単語ごとに分解しないこと。
自作例:We are going to leave at eight. は「私たちは8時に出発する予定」。going だけを「行く」と訳すのではなく are going to leave を一まとまりで取ります。
戻る一問:Part 1の予定を1つ選び、行動を表す動詞と、その予定時刻をそれぞれ本文から指せますか。
Part 2|事前の計画と会話中の申し出を区別する
本文で探す:予定を説明している発話と、会話の流れで新たな行動を申し出る発話を分けます。未来を表す英語は、常に文法形だけで機械的に区別できるわけではないので、前後の発話も根拠にします。
自作例:We are going to visit the museum.(博物館を訪れる予定)/I’ll call them now.(では今、私が電話します)。
戻る一問:Part 2で「すでに決めていたこと」「その場で決めたと読めること」を、本文の根拠とともに1つずつ挙げられますか。判断できない場合は断定しません。
Read and Think 1|事実と感想を混ぜない
本文で探す:過去に見聞きした事実を表す動詞と、その事実についての感想・希望を区別します。saw / found / went などの過去形に気づいたら「いつ起こったことか」を確認。
自作例:I showed my sister a photo. は「妹に写真を見せた」。my sister が見せる相手、a photo が見せる物です。
戻る一問:紹介される物や場所について、本文で確かめられる事実と、書き手の感想をそれぞれ1つ探せますか。
Read and Think 2|名称・場所・説明の対応を取る
本文で探す:地名や建物の名前が出たら、その後ろの説明がどの対象を指すか確認します。名前を暗記する前に、説明を対応付けます。
自作例:People call this park Green Park. は「人々はこの公園をグリーンパークと呼ぶ」。this park = Green Park の関係です。
戻る一問:名称と説明を1組選び、どの英文を根拠に結び付けたか指せますか。
このガイドは教科書の本文・訳文・物語を転載していません。授業や版により掲載箇所が異なる場合は、教科書の記載を優先してください。
3分診断|未来・過去・人と物を混同していない?
教科書を閉じ、自作の4問を1問ずつ考えます。間違えた項目だけ後続の解説へ進んでください。答えを覚えるのでなく、判断した理由を言うのが目標です。
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未来表現:We are going to visit the museum. の are going to visit は?
答えと判断理由
博物館を訪れる予定。going だけを取り出して「行く」とは訳さず、be going to+動詞の原形で読みます。ここで止まったら下の「旅行前」の解説へ。
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時間軸:Yesterday I visited the museum. は予定? 実際に起きたこと?
答えと判断理由
実際に起きた過去の出来事。Yesterday と visited が根拠。未来表現と混ざったら、まず本文の時を示す語に印を付けます。
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SVOO:My father gave me a ticket. で受け取った人と渡した物は?
答えと判断理由
人=me、物=a ticket。gave の後ろに人と物が並びます。混乱したら下の「SVOOとSVOC」の解説へ。
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SVOC:We call this dog Pochi. で同じものを指す2つは?
答えと判断理由
this dog と Pochi。物を人に渡す関係ではなく、犬の呼び名を説明しています。下の「SVOOとSVOC」で確認。
4問正解なら先へ。間違えたら、対応する1節だけ読み、最後の別問題でも説明できるか試しましょう。
まず「旅行の時間軸」で本文を分ける
Unit 1は、文法項目だけを順番に見るより、旅行前 → 当日の予定 → 実際に見たこと → 振り返りの流れで読むと内容が入りやすいです。
出発予定、到着時刻、待ち合わせについて伝える。
どこへ行くか、何を食べるか、その場で何をするか話す。
マーライオンや多言語社会など、実際に見たことを報告する。
チャイナタウン、リトル・インディア、アラブ・ストリートなどへ話が広がる。
旅行前|be going to は「決まっている予定」を読む手掛かり
最初の場面では、出発や到着、待ち合わせなど、すでに決まっている予定が多く出てきます。ここでは be going to + 動詞の原形 が目印です。
自作例:
- I am going to leave at seven. → 7時に出発する予定です。
- We are going to meet at the station. → 駅で会う予定です。
和訳するときは going を毎回「行く」と訳しません。be going to 全体で未来の予定と取ります。
本文で迷いやすい表現
- leave for ~:「~へ向けて出発する」
- arrive in / arrive at:国・都市など広い場所と、駅・空港など地点で使い分けることが多い
- right?:「~ですよね?」と確認する言い方
- can’t wait:直訳より「待ちきれない」「楽しみだ」と取る方が自然
現地での会話|be going to と will を本文の役割で区別する
Unit 1では未来表現が2種類出てきます。両方とも未来のことを言えますが、本文では役割が少し違います。
| 形 | 本文で見るポイント | 自作例 |
|---|---|---|
| be going to | あらかじめ決まっている予定 | We are going to visit the museum. |
| will | 予測や、その場で決めた意志など | I’ll call the restaurant now. |
「be going to = 必ず予定」「will = 必ずその場の決定」と固定しすぎる必要はありません。ただ、本文中でなぜその形が選ばれているかを見ると理解しやすくなります。
Read and Think|旅行記は「見たこと」と「そこから分かったこと」を分ける
後半では、観光地を見た報告だけでなく、シンガポールで複数の言語が使われていることや、さまざまな文化が共存していることへ話が広がります。
教科書を読みながら、各段落を次の2種類に分けてみてください。
- 事実・観察:見た場所、物、街並み、言語など
- そこから分かること:多言語、多文化、人々の背景など
長文問題では、場所の名前だけを覚えるより「その場所を見て何に気づいたか」が重要です。
シンガポールの背景を知ると、地名と言語の話がつながる
シンガポールは東南アジアの都市国家で、マレー語・英語・中国語(標準中国語)・タミル語の4つが公用語です。日常の共通語として英語が広く使われています。年間を通して高温多湿の気候でもあります。
チャイナタウン、リトル・インディア、アラブ・ストリートのように、街の中で文化的背景の異なる地域が見えるのも特徴です。本文で場所の名前が続くところは、単なる観光地リストではなく、「一つの国の中に複数の言語・文化が共存している」ことを示す材料として読むと意味がつながります。
SVOOとSVOCは、日本語訳より「関係」を見る
Unit 1では文型も重要です。記号だけ覚えると分かりにくいので、目的語どうしの関係を確認します。
SVOO|人に物を~する
自作例:I showed my brother the photo.
my brother に the photo を見せるという関係です。「人」と「物」の2つが動詞の後ろに並びます。
SVOC|AをBと呼ぶ・AをBの状態にする
自作例:People call this bridge Rainbow Bridge.
this bridge = Rainbow Bridge という関係があります。OとCが同じものを指しているかを見ると分かりやすいです。
SVOO:人 ≠ 物
SVOC:O = C の関係になりやすい
和訳で止まりやすい表現を先に確認
- one of + 複数名詞:「~のうちの1つ」
- with + 名詞:単純な「~と」ではなく、「~のある」「~を持った」と訳すことがある
- show + 人 + 物:「人に物を見せる」
- call + A + B:「AをBと呼ぶ」
- in English:「英語で」。言語を表すときの in
本文の内容を時間順に説明できるか
全文和訳を暗記する代わりに、次の質問へ日本語で答えてみてください。
- 旅行前、主人公はいつ・どこへ向かう予定ですか。
- 現地で最初にどのような場所を訪れる予定ですか。
- 昼食の場面では、何を食べるかについてどのようなやり取りがありますか。
- マーライオンについて、どんな特徴が紹介されていますか。
- シンガポールの言語について、どんなことが分かりますか。
- チャイナタウン、リトル・インディア、アラブ・ストリートの紹介から、街のどんな特徴が見えてきますか。
旅行の流れと文法を5問でつなぐ
- 「私は明日その博物館を訪れる予定です」を be going to を使って英語にしなさい。
- 「じゃあ私が予約します」を、その場で決めた意志として will を使って英語にしなさい。
- 次の文で、SVOOならOを2つ答えなさい。
My mother gave me a map. - 次の文で、OとCを答えなさい。
We call this dog Pochi. - one of these books を自然な日本語にしなさい。
解答例を見る
- I am going to visit the museum tomorrow.
- I’ll make a reservation.
- me / a map
- O = this dog、C = Pochi
- これらの本のうちの1冊
このUnitは「未来形の暗記」だけでは終わらない
Unit 1の本文は、旅行予定を言う前半と、実際の体験を報告する後半で時制も内容も変わります。いつの話をしているのかを意識すると、be going to / will / 過去形を混ぜにくくなります。
保護者の方へ
本文を読めないとき、単語不足だけでなく「今は旅行前の予定なのか、旅行後の報告なのか」が切り替わっていないことがあります。段落ごとにいつの話かを日本語で言ってもらうと、時制の理解も確認できます。
参考:東京書籍「令和7年度版 NEW HORIZON English Course 2」。教科書本文は掲載せず、学習上の要点をとだ塾で再構成しています。