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【兵庫県公立高校入試】はば単2500を16年分の過去問と照合|約6割が0〜1年度・CORE250公開

兵庫県公立高校入試16年分とはば単2500を照合したCORE250分析記事のアイキャッチ

兵庫県の中学生向け英単語集として知られている「はば単2500」。2,500語あるなら、入試ではどの単語も同じくらい重要なのでしょうか。

そこで、とだ塾では2011〜2026年度の兵庫県公立高校入試・英語16年分を読み取り、現行の「はば単2500」全項目と照合しました。

先に結論
約6割

現行はば単2500を過去16年の公開問題に後から照合すると、0〜1年度でしか確認できない項目が約6割ありました。

ただし、これは「約6割は覚えなくてよい」という意味ではありません。今回見ているのは、あくまで兵庫県公立高校入試の過去問でどれくらい繰り返し登場したかという1つの指標です。

はば単2500とは?

兵庫県教育委員会が公開している「兵庫版中学生のための英単語集(第2版)」が、いわゆるはば単2500です。初版の1,700語に800語が追加され、2,500語になっています。

兵庫県教育委員会は、第2版について令和6年度(2024年度)の兵庫県公立高等学校入学者選抜から英語の検査問題で活用するとしています。

兵庫県教育委員会「はば単」公式ページ

ここは注意

2011〜2018年度は、そもそも現在のはば単2500が入試に使われていた時期ではありません。そのためこの記事の16年比較は、「現行2500語を過去問へ後から照合するとどう見えるか」という歴史的な頻度比較です。

どうやって調べたか

対象は2011〜2026年度の兵庫県公立高校入試・英語です。年度ごとに公開されている問題PDFから英語を抽出し、単語を正規化して、はば単2500と照合しました。

  • 16年度分の問題PDFを対象
  • 年度によって異なる付録や放送原稿を除き、問題として印刷されたページに基準を統一
  • 画像PDFはOCRで文字化
  • OCRの読み飛ばしを疑い、別条件で再OCR
  • went→go、said→say など、語形の違いもできる範囲で基本形へ整理
  • はば単側は公式データの番号を基準に2,500項目を取得

「約6割」はOCRの読み取りミスではないのか

ここは数字の信用に関わるため、一度出た結果をそのまま使わず、別条件でもう一度読み直しました。

一次OCR62.28%

別方式で再OCR60.68%

どちらかで読めたら「出た」とする保守判定59.36%

さらに、問題として印刷されたページだけに条件をそろえた集計では64.04%でした。集計条件によって細かい数字は動きますが、「0〜1年度の項目が約6割」という大きな偏りは残りました。

そのため、この記事では62%や64%と断定せず、「約6割」と表現しています。

逆に、16年間すべてで確認できた語は73項目

低頻度側に大きな偏りがある一方、16/16年度すべてで確認できた項目は73ありました。

上位には、次のような英文を読む土台になる語が並びます。

the
16/16年度
to
16/16年度
be
16/16年度
have
16/16年度
person
16/16年度
will
16/16年度
about
16/16年度
because
16/16年度
what
16/16年度
when
16/16年度

そこで「兵庫県入試 英語 CORE250」を作りました

73語だけでは範囲が狭いため、実際の学習ではもう少し広げます。

問題ページでの出現年度数が多い順を優先し、同じ年度数なら総出現回数を参考にして、上位250項目をCORE250としてまとめました。

出現年度数 CORE250内の語数
16/16年度 73
15/16年度 28
14/16年度 25
13/16年度 19
12/16年度 22
11/16年度 29
10/16年度 25
9/16年度 29

250位の usually でも9/16年度で確認されています。つまりCORE250は、少なくとも過去16年の半分以上の年度で確認できた語を中心に構成されています。

記事内でCORE250の単語テストを試す

まずはCORE250のLEVEL1(上位50語)からランダム10問。答えを選ぶと正誤を表示し、1.5秒後に自動で次の問題へ進みます。「次の問題」を押せばすぐ進めます。

※記事内テストはCORE250の上位50語から出題する体験版です。集計は入試頻度を見るためのもので、学校で学習する他の単語が不要という意味ではありません。

なぜ「全部覚える」ではなく「どこから覚えるか」なのか

受験まで時間が無限にあるなら、はば単2500をすべて正確に覚えるのが理想です。しかし、実際の中学生には英語以外にも数学・国語・理科・社会、学校ワーク、定期テストがあります。

だから大切なのは、「覚える/覚えない」を二択にすることではなく、優先順位をつけることだと考えています。

  • まずCORE250のような繰り返し登場する語を固める
  • 長文や学校教材で出会った語を追加する
  • 自分が間違えた語を優先して復習する
  • 最終的には必要な語彙範囲を広げる

「250語だけ覚えれば入試が解ける」という教材ではなく、勉強のスタート位置を作るための250語です。

今後も兵庫県入試をデータで見ていきます

今回は英単語を分析しました。今後は、英熟語、文法、長文テーマ、数学の頻出単元なども同じように過去問データから調べていく予定です。

「これを調べてほしい」というテーマがあれば、Instagramやお問い合わせから教えてください。

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