神戸学院大学附属高校では、2026年春の卒業生から82人が系列の神戸学院大学へ進学しています。一方で、関西大学11件、関西学院大学13件、近畿大学36件などの合格実績もあります。特進文理・特進グローバル・総合進学のコースごとに受験科目と学びが異なる点が特徴です。
SCHOOL GUIDE / 学校概要
神戸学院大学附属高校|基本情報
ADMISSIONS / 入試の目安
2027年度入試|募集200人と3コースの配点
2027年度の高校募集は男女共学の200人。特進文理40人、特進グローバル30人、総合進学130人です。このほか内部進学予定者が60人いるため、高校の1学年全体が200人という意味ではありません。高校から入る場合はコースを選び、専願・併願も区別して出願します。
| 2027年度コース | 外部募集 | 入試の配点 |
|---|---|---|
| 特進文理 | 40人 | 国英数+理科または社会=400点 |
| 特進グローバル | 30人 | 国100+英200+数100=400点 |
| 総合進学 | 130人 | 国英数各100点=300点 |
特進グローバルの英語は他コースと同じ問題を2倍の200点換算します。英語が得意な生徒には有利に働く可能性がありますが、国語と数学を落としてよいわけではありません。特進文理は理科か社会の選択が必要で、4教科目の勉強が加わります。総合進学は3教科です。受験科目の数だけでなく得意教科の配点を比較して選べる制度です。
2027年の試験日は2月10日。専願受験者のみ30点の加点があり、調査書は点数化しないと学校公式は案内しています。第一志望が不合格でも第二志望の総合進学コースの基準に達していれば合格となる制度があります。2026年度の総合進学の合格最低点は300点満点中180点という公式Q&Aの情報もありますが、翌年の合格基準を固定する数字ではありません。
入学時約57万円・グローバルの積立金は大きい
学校が示す2027年度の入学金は30万円、施設設備費10万円、宿泊研修費等4万円、制服・教科書などの購入費約13万円で、合わせて約57万円です。併願合格者は公立高校合格発表後の入学手続きでよく、入学金の前納は必要ないと案内されています。
月額授業料は38,000円、教育充実費11,000円、学習費5,000円、生徒会費1,000円、育友会費1,500円など。修学旅行積立金は特進文理・総合進学が月13,000円ですが、特進グローバルは語学留学のため月40,000円です。コース間で毎月の支払いが異なるため、家計を考えるときには授業料だけでなく積立金まで含める必要があります。就学支援金などの適用額は各家庭の条件と年度の制度によって変わります。
偏差値・内申点(2026年度)
2026年度の民間模試資料による参考値。学科・コースにより難度は異なります。 内申点は合格最低ラインではありません。出典:みんなの高校情報 / 進研ゼミ。
募集・進学実績の重要な数字
COMPARE / コース比較
神戸学院大学附属高校の学び方と違い
| 特進文理 | 国語・英語・数学+理科・社会を使い、難関大学進学の準備。 |
|---|---|
| 特進グローバル | 英語重視。入試では英語200点換算と学校が案内。 |
| 総合進学 | 高大連携、課外活動、大学進学を総合的に支える。 |
| 内部進学と他大学 | 系列進学の条件と、他大学の併願制度を必ず確認。 |
3コースと大学への道|系列大と外部受験を分ける
特進文理|理科・社会まで含む大学受験
特進文理は国公立大学や難関私大を目指すコースです。高校入試から国語・英語・数学と理科または社会の4教科を課すため、中学で5教科をバランスよく学んでおく必要があります。入学後も理科や社会を含めて大学入試科目の履修と演習を積み上げるので、志望大学の必要科目を早めに見ておきたいところです。
特進グローバル|英語と海外研修を軸に
学校は特進グローバルの学びとしてニュージーランドでの語学留学を紹介しています。希望者向けにはオーストラリア短期語学研修や、3か月・1年単位のプログラムもあります。海外研修で身につけたいのは単語や文法だけでなく、生活の中で自分の意見を説明し、違う文化の人と協働する力です。
長期研修が入る場合は、帰国後の大学受験科目の進度も確認するとよいでしょう。
総合進学|高大連携と部活動との両立
総合進学は神戸学院大学の学びに触れる高大連携や課外活動を取り入れ、大学進学を考えるコースです。系列大学を志望する場合にも、校内での成績や必要な科目・出席を積み重ねることが前提になります。学校説明では、部活動との両立や幅広い進路希望への対応も重視しています。
神戸学院大学への内部進学は82人|2026年卒業生
2026年春の卒業生では、神戸学院大学に82人が実際に進学しています。学部の内訳は法学部18人、現代社会学部の2学科計22人、経済学部8人、経営学部9人、総合リハビリテーション学部7人など。系列大学へ進む道があることは魅力ですが、法・経済・心理・医療など学部によって学ぶことは大きく違います。
学校公式Q&Aでは、校内の推薦基準をクリアした生徒が神戸学院大学への特別入試を利用できると案内されています。希望者なら全員が必ずどの学部にも進めるわけではありません。また、神戸学院大学の特別入試の権利を保持したまま他大学を受験できる制度もあり、系列進学と外部受験の両方を考えることができます。
2026年春には神戸大学などの国公立大学への合格者が出ているほか、関西大学11件、関西学院大学13件、近畿大学36件、甲南大学33件などの合格実績が公表されています。これらは延べ合格件数なので、82人の実進学者数と同じ単位で足し合わせることはできません。
コース・授業の具体
内部進学82人は『合格延べ数』と違う
2026年春の神戸学院大学への実進学者は82人。法学部18人、経済学部8人、現代社会学部合計22人など、学部別内訳も学校が公開しています。附属高校だから全員同じ学部へ進むわけではありません。内部進学を希望する場合は、志望学部の推薦枠と校内での学習内容を確認しておきたいところです。
附属高校でも他大学へ進める
学校は系列の神戸学院大学と他大学の併願が可能であると明記しています。2026年春には国公立で神戸大学など、私立で関西大学11件、関西学院大学13件、近畿大学36件、甲南大学33件の合格記録があります。
内部進学と外部大学受験を選ぶ際は、コースごとのカリキュラムと、どの時期まで推薦権利を保持できるかを学校に確認したいところです。
コースで試験科目まで異なる
学校公式の入試Q&Aでは特進文理が国英数+理科または社会で400点、特進グローバルは英語200点換算の400点、総合進学は国英数の300点満点。英語が得意な受験生ならグローバルの配点が大きな意味を持つ一方、特進文理は理社も含みます。当日点の作り方そのものが違います。
2027年度の入試で注意したいこと
入試Q&Aでは、特進文理400点、特進グローバル400点(英語倍点)、総合進学300点と、科目・配点が異なります。専願の加点も案内されていますが、2027年度入試で変更がないか公式の新募集要項を必ず確認してください。
系列の神戸学院大学への進学を軸にするか、国公立・他私大を目指すかで高校3年間の勉強の仕方は変わります。特進グローバルの入試は英語を200点に換算し、総合進学は300点満点。自分の得意教科と大学志望の両方でコースを選びたい。
学校生活|ポートアイランドのキャンパスと通学
神戸学院大学附属高校はポートアイランドにあります。三宮からポートライナーで『みなとじま』駅まで約9分、そこから徒歩約1分と学校が案内しています。板宿からは三宮方面へ出てポートライナーへ乗り換えます。乗換駅の混雑やポートライナーの待ち時間を含め、朝の実際の経路を試してみると毎日通えるか想像しやすくなります。
学校は全生徒にタブレットを貸与し、校内の無線LAN環境を整えています。端末代を入学時に別途徴収しないとQ&Aで説明されています。授業の調べ学習や課題管理で使いますが、学校外での課題提出や家庭での学習環境も合わせて聞いておくとよいでしょう。
学校案内にはハワイまたは国内での修学旅行、海外の語学研修、学校内外の部活動が紹介されています。特進グローバルの語学留学は積立額が大きく異なるので、全校行事での旅行とコースに組み込まれる海外活動を分けて考える必要があります。大学進学に向けた勉強、部活動、留学などに時間を使う割合は選ぶコースで変わります。
3年間を通して神戸学院大学への推薦を希望するのか、それ以外の大学を第一志望にするのかは、途中で変わることもあります。入学前に、系列大学の推薦を得るための基準と、他大学を受験するときのサポートの違いを確認しておくと選択肢を残しやすくなります。
板宿からの通学時間
通学比較データではみなとじま駅側から学校までアクセスする経路が約29分。三宮側での乗換も含め、朝の実際の所要時間を確認しておきたい。