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学校ワークと白紙法の組み合わせ方|定期テストで点につながる覚え方

学校ワークと白紙法の組み合わせ方|提出だけで終わらせない勉強法

定期テスト前になると、多くの中学生が学校ワークに取り組みます。

  • 学校ワークを解く
  • 丸つけをする
  • 間違えたところを赤で直す
  • 提出日に間に合わせる

これは、定期テスト前によくある流れです。

もちろん、学校ワークをやることは大切です。

学校の定期テストは、教科書や学校ワークの内容から出ることが多いからです。

ただし、ここで一つ大きな問題があります。

学校ワークを「提出するため」にやっているだけだと、点につながりにくいことがあります。

答えを見て赤で直した。
空欄を埋めた。
丸つけもした。
提出もした。

でも、テストになると解けない。

これはよくあります。

なぜなら、ワークを終わらせることと、テストで思い出せることは別だからです。

学校ワークは、出せば終わりではありません。

本来は、自分が何を覚えていて、何を覚えていないかを見つけるための道具です。

そこで使えるのが、白紙法です。

白紙法とは、教科書やワークを見たあとに、何も見ずに覚えていることを白紙に書き出す勉強法です。

学校ワークと白紙法を組み合わせると、ただワークを解いて終わるのではなく、

  • 何を覚えていなかったのか
  • どの公式が出てこなかったのか
  • どの語句が抜けていたのか
  • どの解き方の一行目で止まったのか

が見えやすくなります。

この記事では、学校ワークを提出だけで終わらせず、定期テストの点につなげるための白紙法の使い方を紹介します。


学校ワークをやっているのに点が取れない理由

学校ワークをやっているのに点が取れない子は、珍しくありません。

むしろ、定期テスト前によく見ます。

  • ワークは提出している
  • 丸つけもしている
  • 赤で直している
  • でも、テストでは同じような問題が解けない

この場合、学校ワークの使い方が「作業」になっている可能性があります。

たとえば、

  • 答えを見ながら埋める
  • 分からない問題をすぐ赤で写す
  • 丸つけだけして終わる
  • 間違えた理由を確認しない
  • もう一度、何も見ずに解く時間がない

こうなると、ワークは進んでいるように見えても、頭の中には残りにくいです。

特に中学生の場合、提出期限があるので、どうしても「終わらせること」が優先されます。

もちろん、提出物を出すことは大事です。

でも、提出するためだけにワークをやると、テスト勉強としては弱くなります。

大事なのは、学校ワークを使って「できないところ」を見つけることです。


学校ワークは、提出物ではなく確認テストとして使う

学校ワークは、ただの提出物ではありません。

本来は、教科書で習った内容を確認するための問題集です。

つまり、学校ワークは小テストのように使うべきです。

  1. 何も見ずに解く
  2. できた問題とできなかった問題を分ける
  3. 間違えた問題の原因を確認する
  4. 必要な語句や公式を覚え直す
  5. もう一度、何も見ずに解く

この流れが必要です。

ただし、勉強が苦手な子に、

  • 間違えた原因を分析しなさい
  • 大事なところを覚え直しなさい
  • 自分で復習計画を立てなさい

と言っても、なかなか難しいです。

  • どこが大事か分からない
  • 何を覚えればいいか分からない
  • なぜ間違えたか言語化できない
  • 何分やればいいか決められない

だから、とだ塾では学校ワークの復習をもっと小さく分けます。

ワークを解く。
間違えた問題を見る。
必要だった語句・公式・解き方を白紙に書く。
もう一度、同じ問題を解く。

この流れにします。


学校ワークと白紙法の基本の流れ

学校ワークと白紙法を組み合わせる基本の流れは、次の5ステップです。

  1. 教科書やまとめページを短く見る
  2. 白紙に覚えていることを書く
  3. 学校ワークを解く
  4. 間違えた問題のポイントを確認する
  5. もう一度、白紙に書いてから解き直す

この順番です。

いきなり学校ワークを解くのも悪くはありません。

しかし、語句や公式がまったく入っていない状態だと、手が止まりやすくなります。

逆に、教科書を見ているだけでは、テストで出せるか分かりません。

だから、

見る。
書く。
解く。
直す。
もう一度書く。

この流れにします。


ステップ1:教科書やまとめページを短く見る

まず、学校ワークに入る前に、教科書やまとめページを短く見ます。

時間は長くなくて構いません。

最初は3分で十分です。

ここで大事なのは、範囲を広げすぎないことです。

教科書を何ページも読む必要はありません。

ワークで解く範囲に関係するところだけを見ます。

  • 英語なら、文法の形
  • 数学なら、公式や例題
  • 理科なら、語句・図・公式
  • 社会なら、語句・流れ・資料

このように、見るものを絞ります。

「全部読んでからワークを解く」だと時間がかかりすぎます。

まずは、今から解く問題に必要なところだけ見ます。

ステップ2:白紙に覚えていることを書く

次に、教科書やまとめページを閉じます。

そして、白紙に覚えていることを書きます。

ここでは、きれいにまとめる必要はありません。

英語なら

  • 文法の形
  • 意味
  • 例文
  • 語順

数学なら

  • 公式
  • 例題の一行目
  • 途中式の流れ
  • 答えの形

理科なら

  • 語句
  • 公式
  • 単位
  • 実験の結果

社会なら

  • 人物
  • 出来事
  • 原因
  • 結果
  • 地域と特徴

この時点で全部書けなくても構いません。

むしろ、書けないところが見つかることに意味があります。

白紙法は、覚えているかどうかを確認するための小テストです。

ステップ3:学校ワークを解く

白紙に書いたあと、学校ワークを解きます。

このとき、できるだけ何も見ずに解きます。

教科書を開いたまま解くと、できたように感じやすいです。

もちろん、最初から全部を自力で解けない場合もあります。

その場合でも、まずは少し考えます。

  • 数学なら、1行目だけ書いてみる
  • 英語なら、文法の形だけ思い出す
  • 理科なら、公式だけ書いてみる
  • 社会なら、関係する語句だけ書いてみる

完全に解けなくても、「どこで止まったか」が分かれば意味があります。

学校ワークは、できる問題を確認するだけでなく、止まる場所を見つけるためにも使います。

ステップ4:間違えた問題のポイントを確認する

学校ワークで間違えたら、答えを写して終わらせないことが大事です。

ここで見るべきなのは、正解そのものだけではありません。

  • 何を知らなかったのか
  • 何を思い出せなかったのか
  • どの一行目が出てこなかったのか
  • どの語句が抜けていたのか
  • どの公式を使うべきだったのか

ここを確認します。

ただし、勉強が苦手な子に「間違えた原因を分析しなさい」と言うと、難しすぎることがあります。

だから、最初は原因を細かく分析しなくても構いません。

まずは、間違えた問題に必要だった材料を白紙に書きます。

  • 語句
  • 公式
  • 文法の形
  • 解き方の一行目

これだけでも、ただ赤で直すより復習になります。

ステップ5:もう一度、白紙に書いてから解き直す

最後に、もう一度白紙に書きます。

ここが重要です。

間違えた問題を見直しただけで終わると、「分かったつもり」になりやすいです。

  • 答えを見ると分かる
  • 解説を読むと分かる
  • 赤で直したら分かる

でも、何も見ずにもう一度できるかは別です。

だから、解き直す前に白紙に書きます。

  • 数学なら、公式と一行目を書く
  • 英語なら、文法の形と語順を書く
  • 理科なら、公式と単位、図を書く
  • 社会なら、語句と流れを書く

そのあと、同じ問題をもう一度解きます。

これで、ただの丸つけから、テストに近い確認になります。


教科別:学校ワークと白紙法の使い方

英語の場合

英語の学校ワークでは、文法問題・並べ替え・英作文で差が出ます。

答えを見れば分かるのに、自分で並べ替えるとできない。

これはよくあります。

英語では、ワークを解く前に白紙に次のものを書きます。

  • 文法の形
  • 意味
  • 語順
  • 例文

たとえば、不定詞なら、

  • to+動詞の原形
  • 〜すること
  • 〜するために
  • 〜するための
  • I want to play soccer.

を書きます。

そのあと、ワークの問題を解きます。

間違えたら、答えを写すだけでなく、

  • なぜ to が必要なのか
  • 動詞は原形になっているか
  • 語順はどうなっているか
  • 日本語のどの部分が不定詞なのか

を白紙に書きます。

英語のワークでは、答えを覚えるより、文法の形を出せるようにすることが大事です。

数学の場合

数学の学校ワークでは、解き方の再現が大事です。

答えを見れば分かる。
解説を読めば分かる。
でも、自分で解くと一行目が出てこない。

こういう子はかなり多いです。

数学では、ワークを解く前に白紙に次のものを書きます。

  • 使う公式
  • 例題の一行目
  • 途中式の流れ
  • 答えの形

たとえば、一次方程式なら、

  • 分数があれば先に消す
  • かっこがあれば外す
  • 文字を左、数字を右に集める
  • 移項したら符号が変わる

のように書きます。

そしてワークを解きます。

間違えたら、答えを写すだけでなく、

  • どの一行目が出なかったのか
  • どこで符号を間違えたのか
  • どの公式を使うべきだったのか
  • 途中式を飛ばしていないか

を確認します。

数学の白紙法は、答えを覚えるためではありません。

解法の出だしを思い出すために使います。

理科の場合

理科の学校ワークでは、語句・図・公式・実験が混ざります。

語句だけ覚えていても、図や計算問題で止まることがあります。

理科では、ワークを解く前に白紙に次のものを書きます。

  • 語句
  • 矢印
  • 公式
  • 単位
  • 実験の目的と結果

たとえば、オームの法則なら、

  • V = R × I
  • V:電圧
  • R:抵抗
  • I:電流
  • 単位:V、Ω、A

を書きます。

植物なら、

  • 葉緑体
  • 光合成
  • デンプン
  • ヨウ素液
  • 青紫色
  • 気孔
  • 蒸散

を書きます。

ワークで間違えたら、答えだけでなく、その問題に必要だった材料を白紙に書きます。

理科は、問題の答えだけを覚えても弱いです。

語句・図・公式・実験をセットで出せるようにします。

社会の場合

社会の学校ワークでは、一問一答だけで終わらせないことが大事です。

語句は答えられる。
でも、流れや資料問題になると迷う。

これはよくあります。

社会では、ワークを解く前に白紙に次のものを書きます。

  • 人物
  • 出来事
  • 原因
  • 結果
  • 地域と特徴
  • 制度と意味

たとえば鎌倉幕府なら、

  • 源頼朝
  • 鎌倉幕府
  • 御恩と奉公
  • 守護
  • 地頭
  • 武士による政治

を書きます。

地理なら、

  • 地域名
  • 気候
  • 産業
  • 地形
  • 資料で見るポイント

を書きます。

公民なら、

  • 制度名
  • 意味
  • 具体例
  • 関係する言葉

を書きます。

社会のワークで間違えたときは、答えを一つ覚えるだけでなく、その周辺の語句も白紙に出します。

これで、語句がバラバラではなく、単元の中でつながりやすくなります。


学校ワークの丸つけを変える

学校ワークで点につなげるには、丸つけの仕方も大事です。

ただ丸かバツをつけるだけでは、復習が弱くなります。

おすすめは、間違いを3つに分けることです。

  1. 知らなかった
  2. 覚えていたけど出てこなかった
  3. 解き方・使い方を間違えた

1. 知らなかった

これは、まだ習った内容が頭に入っていない状態です。

この場合は、教科書やまとめページに戻ります。

そして、語句や公式を白紙に書きます。

2. 覚えていたけど出てこなかった

これは、「覚えたつもり」に近い状態です。

見たら分かる。
でも、何も見ないと出てこない。

この場合は、白紙法がかなり使えます。

もう一度、見ずに書く練習をします。

3. 解き方・使い方を間違えた

これは、知識はあるけれど、使い方がずれている状態です。

  • 数学なら、公式の使い方
  • 英語なら、語順
  • 理科なら、単位や実験条件
  • 社会なら、原因と結果のつながり

ここを白紙に書きます。

このように、間違いを分けると、何を復習すればいいかが見えやすくなります。


学校ワークを何周すればいいか

よく、「学校ワークは何周すればいいですか」と聞かれることがあります。

答えは、ただ回数を増やせばいいわけではありません。

大事なのは、できなかった問題が、何も見ずにできるようになったかです。

  1. 1周目は、できる問題とできない問題を分ける
  2. 2周目は、間違えた問題を中心に解く
  3. 3周目は、何も見ずにできるか確認する

このように目的を分けます。

ただし、時間がない場合は、全部を3周する必要はありません。

むしろ、全範囲を雑に3周するより、間違えた問題を白紙法で確認してから解き直す方が意味があります。

大事なのは、「解いた回数」ではなく、「見ずにできる状態」になったかです。


テスト2週間前の使い方

テスト2週間前は、学校ワークを進めながら、できないところを見つける時期です。

この時期は、完璧に覚えるよりも、まず全体を見ます。

おすすめは、

  1. 学校ワークを解く
  2. 間違えた問題に印をつける
  3. 必要な語句や公式を白紙に書く
  4. まだ解き直しすぎない

という流れです。

2週間前に大事なのは、苦手な場所を見つけることです。

ここで白紙法を入れておくと、テスト直前に何を見ればいいか分かりやすくなります。

テスト1週間前の使い方

テスト1週間前は、間違えた問題を中心に復習する時期です。

ここで、白紙法を本格的に使います。

  1. 間違えた問題を見る
  2. 必要な語句・公式・文法・流れを白紙に書く
  3. そのあと、同じ問題を解き直す

この流れを繰り返します。

1週間前は、学校ワークをただ進めるだけではなく、間違えた問題を「出せる状態」に変えていきます。

テスト前日の使い方

テスト前日は、新しい問題を大量に増やすより、間違えた問題の確認をします。

見るべきなのは、

  • 何度も間違えた問題
  • 赤で直しただけの問題
  • 答えを見たら分かった問題
  • 公式や語句が出てこなかった問題

です。

前日は、1セットを短くします。

2分見る → 1分書く → 1分確認する

これでも構いません。

大事なのは、テスト本番前に「見ずに出す」ことです。


学校ワークと白紙法でやってはいけないこと

1. 答えを写して終わる

分からない問題があると、答えを写したくなります。

もちろん、提出のために赤で直す必要がある場合もあります。

でも、答えを写して終わると、テストでは出てきません。

答えを写したあとに、必ず白紙に必要な語句や公式を書きます。

2. 全部をきれいにまとめようとする

白紙法は、きれいなノート作りではありません。

学校ワークと組み合わせる場合も、まとめノートを完成させる必要はありません。

大事なのは、見ずに出せるかどうかです。

汚くても構いません。

抜けが見つかれば成功です。

3. できない問題を放置する

学校ワークで間違えた問題は、テスト前の宝です。

そこに、まだ覚えていないことが詰まっています。

できない問題をそのままにせず、白紙法で必要な材料を取り出します。

4. すぐに解説を見すぎる

分からないとすぐに解説を見る子もいます。

解説を見ること自体は悪くありません。

ただし、見る前に少しだけ考える時間が必要です。

  • 何の公式を使いそうか
  • どの文法が関係しそうか
  • どの語句が必要そうか
  • 一行目に何を書けそうか

ここを一度白紙に出してから、解説を見ると復習になりやすいです。

5. 丸つけだけで満足する

丸つけは大事です。

でも、丸つけは復習の入口です。

丸かバツかを見るだけではなく、バツの問題をどう覚え直すかが大事です。

白紙法は、そのために使います。


家で学校ワークを進めるときの声かけ

家で学校ワークを進める場合、声かけは短く具体的にします。

  • まず3問だけ解こう
  • 間違えた問題に印をつけよう
  • 答えを見る前に、使う公式だけ書こう
  • 赤で直したあと、もう一回白紙に書こう
  • 今日はこのページ全部じゃなくて、この3問だけやろう

このくらいで十分です。

逆に、

  • ちゃんと覚えなさい
  • なんで間違えたの
  • ワークを早く終わらせなさい
  • 大事なところをまとめなさい

という声かけは、手が止まりやすいです。

学校ワークで大事なのは、量だけではありません。

  • どこで止まったか
  • 何が出てこなかったか
  • もう一度できるようになったか

ここを見ることです。


まとめ:学校ワークは、白紙法と組み合わせると点につながりやすい

学校ワークは、定期テスト対策でとても大事です。

ただし、提出するだけで終わると、点につながりにくいことがあります。

大事なのは、学校ワークを「確認テスト」として使うことです。

  1. 教科書やまとめを見る
  2. 白紙に覚えていることを書く
  3. 学校ワークを解く
  4. 間違えた問題を確認する
  5. 必要だった語句・公式・文法・流れを白紙に書く
  6. もう一度、同じ問題を解く

この流れにすると、ワークがただの作業になりにくくなります。

学校ワークを何ページ進めたかも大事です。

でも、それ以上に大事なのは、間違えた問題を見ずにできる状態に変えることです。

白紙法は、そのために使えます。

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